【2025年最新版】結婚式のBGM選び完全ガイド|披露宴シーン別おすすめ曲&選曲ポイントを音響スタッフが解説
結婚式のBGMって、どうやって選んだらいいんだろう…?
「定番の曲でいいのかな?」「シーンごとにどれくらいの長さが必要なんだろう?」と、いざ考え始めると意外と悩んでしまいますよね。
結婚式のBGMは、披露宴の雰囲気を大きく左右する大切な演出アイテムです。
私はホテル・ウエディングで音響を担当し、これまで数多くの披露宴をサウンド・コーディネートしてきましたが、日々感じるのは「音楽には会場の空気を変え、想いを届け、感動を生み出す力がある」ということです。
ただ、料理や衣裳のように目に見えるアイテムと違って、音楽は価値が伝わりにくいため「とりあえず定番曲から…」と選んでしまう新郎新婦も少なくありません。
BGMは単なる“Background Music”ではなく、おふたりの想いをたいせつなゲストに届ける“Background Message”だと私は思っています。
この記事では、披露宴のシーンごとに、シーンの説明・選曲ポイント・おすすめBGM をわかりやすく紹介しています。
さらに主要シーンのおすすめBGMは 「定番」「トレンド」「イチオシ」 の3つの視点からセレクトしているので、きっと「これだ!」と思える曲が見つかるはずです。
おふたりの結婚式が、音楽の力でより素敵な時間になるように──そんな想いを込めてまとめました。
ぜひ最後まで参考にしてみてくださいね。
定番曲もいいけれど、おふたりらしさを出すなら選び方がポイントです。各シーンに合う曲を私が解説しますね!
目次
新郎新婦入場

🎬シーン説明
披露宴の幕開けを告げる新郎新婦のご入場です。
準備が整い扉が開くと、ゲストの温かな拍手に包まれながらおふたりが姿を現します。
入場後は会場キャプテンの先導により、メインテーブルまでゆっくりと進んでいきます。
この間、ゲストの皆さまはおふたりの晴れ姿をしっかりと見守り、シャッターを切る姿もあちこちに見られることでしょう。
緊張と期待が入り混じる瞬間でありながら、会場全体が祝福の雰囲気に満ち溢れる大切なシーンです。
披露宴の最初の盛り上がりを演出するためにも、この入場シーンで流れるBGMはとても重要な役割を果たします。
入場曲を選ぶときの主なポイントは以下の3点です。
🎶選曲ポイント
【1】どんな雰囲気で入場したいのか
まず大切なのは、入場シーンをどのような雰囲気にしたいかをイメージすることです。
明るく楽しい雰囲気で元気に入場するのか、落ち着いた曲調でゆったりと入場するのか、大人っぽくクールに演出するのか――入場シーンのイメージを明確にしておくと、雰囲気に合った候補曲が自然と絞られていきます。
【2】入場(ドアオープン)のタイミング
入場曲は「ドアが開いた瞬間」とのタイミングがとても重要です。
曲が流れてから実際に新郎新婦が登場するまでの間が長すぎると、間延びした印象になってしまうこともあります。
理想は曲の流れから20秒以内にドアオープンを迎えるのがおすすめです。
また、音楽の盛り上がりやインパクトが入場の瞬間と一致しているかどうかも大切なチェックポイントです。
【3】曲の尺(長さ)
入場シーンに使用する曲は、尺の長さにも注意が必要です。
曲が短すぎると、入場の途中で音楽が終わってしまう可能性があります。シーンによってはリピート再生でも気にならない場合がありますが、入場や退場といったゲストの注目が集まる場面では、曲が繰り返されると不自然に感じられやすいため、できれば避けたいところです。
入場にかかる時間は、会場の広さ、ドアオープンのタイミング、練り歩きの有無などによって変わりますが、概ね2〜3分程度を想定しておくと安心です。
楽曲を選ぶ際は、実際の進行時間に合うかどうかを意識して選曲することが大切です。
🎵おすすめBGM
▶ 定番(安心感があり、多くの披露宴で使われる曲)
♪Marry You – Bruno Mars
入場曲の定番として人気の高いのが、Bruno Mars の 「Marry You」 です。
イントロから始まるこの楽曲は、13秒後に歌がスタートします。
ドアオープンのタイミングをこの13秒のポイントに合わせると、ちょうど歌い出しでおふたりが登場する流れになり、会場全体が一気に盛り上がります。
歌が始まる直前までのイントロが自然と高揚感を生み出してくれるので、ゲストも「いよいよ始まる!」という期待感を持ちながら拍手で迎えてくれるでしょう。
明るく楽しい雰囲気での入場をイメージしている新郎新婦には、ぴったりの一曲です。
♪CAN YOU CELEBRATE? – 安室奈美恵
結婚式ソングといえば真っ先に思い浮かぶ名曲「CAN YOU CELEBRATE?」。
1997年のリリース以来、数えきれないほどの披露宴で入場曲として選ばれてきた、まさに定番中の定番です。
特におすすめなのは、29秒の歌い出しに合わせてドアオープン する演出。
壮大なイントロの余韻から歌声が響く瞬間に入場すると、会場全体が一気に感動的な雰囲気に包まれ、ゲストの期待感も最高潮に高まります。
落ち着いた雰囲気で、感動を大切にしたい披露宴入場にぴったりの一曲です。
▶ トレンド(最新の人気曲や最近よく選ばれる曲)
♪ダンスホール – Mrs. GREEN APPLE
爽やかでテンポの良いサウンドが印象的な「ダンスホール」。
入場曲として特におすすめなのは、曲の構成上 サビ終わりの間奏(イントロ)でドアオープンができる という点です。
冒頭のサビから一気に盛り上がり、その後の間奏でドアオープンを迎えることで、より自然でドラマチックな演出に。
会場全体が一体となって明るく楽しい雰囲気に包まれ、ゲストの拍手や手拍子も自然に広がります。
披露宴のスタートを元気いっぱいに彩ってくれる、今注目のトレンド楽曲です♪
♪Tokimeki – Vaundy
Vaundyは結婚式で“流行りのポップスを取り入れたい”新郎新婦から支持されており、その中でもこの曲は特におすすめです。
ポップでノリのよいサウンドは、新郎新婦の入場シーンを明るく盛り上げるのにぴったり。
披露宴のスタートをトレンド感たっぷりに演出したいおふたりにおすすめの一曲です♪
▶ イチオシ(音響スタッフの目線でぜひおすすめしたい曲)
♪Higher Love – MISIA
シンガーソングライター藤井風が楽曲提供したことで話題を集めたナンバー。
作曲だけでなく、ピアノ・オルガル・コーラスまで藤井風自身が担当しており、音楽ファンにも注目度の高い一曲です。
ゴスペルクワイヤの力強いコーラスとトランペットの華やかなアレンジが重なり合い、披露宴会場を一気にゴージャスで洗練された雰囲気に包み込みます。
大人っぽく、お洒落でクールな入場を演出したい新郎新婦にぴったりのイチオシソング です♪
♪ドラマ – C&K
ドラマ『サバイバル・ウェディング』の主題歌として知られる「ドラマ」は、ポップで明るく爽やかな雰囲気が魅力のナンバー。
披露宴の空気を一気に華やかにしてくれる楽曲です。
音響スタッフとして特におすすめしたいのは、19秒の歌い出し「目を開けて扉を出て」に合わせてドアオープンする演出。
歌詞とシーンが見事にリンクし、会場全体が「物語の始まり」を感じられる印象的な入場になります。
明るく楽しい披露宴の幕開けを演出したいおふたりに、ぜひおすすめしたいイチオシの入場曲です♪
その他の「新郎新婦入場」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/bridal-couple-entrance
プロフィール紹介
🎬シーン説明
披露宴が始まり、オープニングの入場シーンを終えた後に行われるのが 新郎新婦のプロフィール紹介 です。
乾杯の準備を兼ねて、司会者からおふたりの生い立ちや出会いのエピソード、これまでの歩みなどを紹介していきます。
会場の雰囲気は落ち着いたトーンに切り替わり、ゲストは自然と耳を傾けながら、おふたりの人柄やストーリーに触れることができます。
プロフィール紹介は、披露宴全体の温度を和やかにし、ゲストに「これから始まるパーティを一緒に楽しもう」という気持ちを持っていただける大切な時間です。
🎶選曲ポイント
プロフィール紹介の時間は、司会がゲストに向けて新郎新婦のおふたりの生い立ちやエピソードを紹介していく大切なシーンです。
音楽はあくまで “雰囲気づくりの背景” なので、基本的には小さめの音量で流れています。
そのため、選曲のポイントは 言葉を邪魔しない楽曲 を選ぶこと。
できれば歌詞のないインストゥルメンタルを用いると安心です。
ただし、おふたりのストーリーや思い出に関連した楽曲がある場合には、歌ありの曲をさりげなく流すのも効果的です。
言葉と音楽がリンクすることで、ゲストにとっても印象深いひとときになります。
🎵おすすめBGM
♪エトピリカ – NH&K TRIO
♪A Thousand Years – The Piano Guys
♪ラベンダーの咲く庭で – 古澤巌
その他の「プロフィール紹介」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/profile
乾杯

🎬シーン説明
祝宴開始を告げるのが、乾杯のシーンです。
乾杯発声者による短いスピーチのあと、ゲスト全員がグラスを手に起立し、乾杯のご唱和とともにグラスを合わせます。
「乾杯!」の声にあわせて会場が一体となり、その瞬間に華やかな祝宴がスタートします。
笑顔と拍手に包まれながら、いよいよ披露宴の本編が始まる、まさに祝福のピークとなる場面です。
🎶選曲ポイント
乾杯は、披露宴の祝宴開始を告げる大切な合図です。
乾杯のご唱和と同時に音楽が流れるため、イントロにパンチのある曲 や、サビから流してインパクトを与える曲 がおすすめです。
曲調としては、会場の空気を一気に盛り上げられるパーティーミュージックが定番。
さらに、新郎新婦らしい個性を出したり、乾杯の発声をされるゲストのお人柄に合わせて選曲すると、より印象的で心に残る乾杯シーンになります。
🎵おすすめBGM
▶ 定番(安心感があり、多くの披露宴で使われる曲)
♪Good Time – Owl City with Carly Rae Jepsen
爽やかでアップビートなエレクトロポップは、明るく華やかな乾杯シーンにぴったりです♪
ゲストの笑顔と手拍子を引き出してくれるこの曲は、結婚式の乾杯曲として定番中の定番。
「これから楽しい時間が始まる」という雰囲気を演出するのに最適な一曲です♪
乾杯のご唱和でサビからかけるのがおすすめです!
♪恋 – 星野源
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌として社会現象にもなった「恋」。
キャッチーでポップなメロディは世代を問わず親しまれ、結婚式でも乾杯曲の定番として人気の一曲です。
軽快なイントロが乾杯の合図にぴったりで、グラスを掲げる瞬間を明るく楽しい雰囲気に彩ってくれます。
披露宴の始まりをゲストと一緒に盛り上がりたい新郎新婦にぴったりの乾杯ソングです♪
▶ トレンド(最新の人気曲や最近よく選ばれる曲)
♪September – Justin Timberlake
誰もが耳にしたことのあるEarth, Wind & Fireの名曲「September」を、Justin Timberlakeがスタイリッシュにカバー。
原曲のソウルフルなグルーヴはそのままに、よりポップでモダンなサウンドへとリメイクされており、会場を一気に華やかにしてくれる楽曲です。
イントロから軽快なリズムで盛り上がれるので、ゲスト全員が自然と笑顔になり、祝宴のスタートを明るく華やかに演出してくれます♪
♪CHEERS – Mrs. GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLEらしいポップで開放感あふれる「CHEERS」は、祝宴の始まりを明るく盛り上げてくれるトレンドソング。
軽快でおしゃれなサウンドは、披露宴の乾杯シーンにぴったりです。
おすすめの使い方は、サビの”生ぬるいJUICEで乾杯”の歌詞から流すこと。
歌詞とシーンがリンクし、会場全体が一体感に包まれる盛り上がりを演出できます。
ゲストと一緒に楽しく乾杯の瞬間を迎えたい新郎新婦にぜひおすすめしたい一曲です♪
▶ イチオシ(音響スタッフの目線でぜひおすすめしたい曲)
♪All Good Ska is One – 東京スカパラダイスオーケストラ
イントロから鳴り響くブラスのキャッチーなメロディーが印象的な「All Good Ska is One」。
祝宴の始まりを告げる乾杯シーンにぴったりハマる、明るく勢いのあるサウンドが魅力です。
歌詞には「ひとつになろう」というピースフルなメッセージが込められており、ゲストと新郎新婦が心を合わせる結婚式の乾杯にはまさに最適。
会場全体を一気にポジティブな空気に包み込む、おすすめのイチオシ乾杯ソングです♪
♪Be Our Guest(美女と野獣)
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ公認ウェディングCDに収録されている「Be Our Guest(ひとりぼっちの晩餐会)」のオーケストラバージョン。
ディズニーの名曲を華やかにアレンジしたインストゥルメンタルが、乾杯の瞬間を上品で優雅に演出してくれます。
おもてなしの心を表現するようなメロディーは、まさに披露宴の祝宴開始にふさわしい一曲。
ディズニー好きはもちろん、クラシカルでエレガントな乾杯シーンを演出したい新郎新婦におすすめのイチオシBGMです♪
その他の「乾杯」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/toasts
ケーキ入刀

🎬シーン説明
披露宴のハイライトシーンのひとつが、ウエディングケーキ入刀セレモニーです。
新郎新婦はケーキの後方へと移動し、会場キャプテンから入刀の手順説明を受けます。準備が整うと、司会者のアナウンスにあわせてBGMが流れ、いよいよおふたりでウエディングケーキにナイフを入れます。
入刀の瞬間は、会場全体が祝福の拍手と歓声に包まれる感動的な場面。続いて行われる写真タイムでは、ゲストがカメラやスマートフォンでおふたりの姿を収めます。
その後は、おふたりが互いにケーキを食べさせ合う「ファーストバイト」が続くことが多く、親御様やサプライズゲストに感謝を伝える「サンクスバイト」が行われるケースもあります。
幸せな笑顔とともに披露宴の盛り上がりを一層高めてくれる、大人気の演出シーンです。
🎶選曲ポイント
ケーキ入刀の音楽は、司会者のアナウンスに合わせて流れ始めます。
そのため、乾杯シーンと同じように イントロにインパクトがある曲 や、サビから流す場合はサビに盛り上がりがある曲 を選ぶと効果的です。
また、入刀後にファーストバイトを行う場合、曲を替えてシーンごとに雰囲気を変えることもできます。
ただし、その場合はケーキ入刀曲が短くなってしまうため、ファーストバイトまでを含めて1曲でまとめると、セレモニー全体に統一感を持たせられます。
さらに、サンクスバイトでゲストにサプライズ演出をする場合には、曲を切り替えて「驚き」や「楽しさ」を演出するのもおすすめです。
曲の使い方次第で、ケーキ入刀セレモニーはより華やかに、おふたりらしい演出に仕上がります。
🎵おすすめBGM
▶ 定番(安心感があり、多くの披露宴で使われる曲)
♪Sugar – Maroon 5
結婚式の超定番ソングといえば、やっぱり「Sugar」。
世界的なヒット曲で、多くのゲストが一度は耳にしたことのある安心感のある一曲です。
軽快でスタイリッシュなサウンドは、ケーキ入刀の華やかな瞬間を盛り上げるのにぴったり。
王道の結婚式で、スタイリッシュに、そしてみんなが知っている曲で盛り上がりたい時におすすめの定番BGMです♪
♪What Makes You Beautiful
世界的に大ヒットしたOne Directionの代表曲「What Makes You Beautiful」。
爽やかでキャッチーなメロディは、結婚式でも人気が高く、幅広い世代のゲストが自然に盛り上がれる一曲です。
明るく軽快なサウンドが祝福ムードを一気に高め、写真撮影の時間も楽しい雰囲気で包んでくれます。
披露宴全体をポップに、楽しく盛り上げたい新郎新婦にぴったりの定番ソングです♪
▶ トレンド(最新の人気曲や最近よく選ばれる曲)
♪Lovers – sumika
まっすぐな愛情を歌った歌詞と、ポップで明るいメロディが魅力の「Lovers」。
可愛らしさのあるサウンドはケーキ入刀のハッピーな雰囲気にぴったりです。
特におすすめなのは、キャッチーでインパクトのあるイントロ をそのまま活かして流すこと。
司会のアナウンスから曲が始まった瞬間、会場全体が自然と盛り上がり、写真タイムも華やかに演出できます。
楽しく明るい雰囲気で披露宴を盛り上げたい新郎新婦におすすめのトレンドBGMです♪
♪気まぐれロマンティック
イントロからパンチが効いていて、一気に会場を盛り上げてくれる「気まぐれロマンティック」。
アップテンポで楽しく、可愛らしさも感じられる曲調は、ケーキ入刀シーンを華やかに彩るのにぴったりです。
明るく弾むようなリズムは写真タイムとの相性も抜群。
披露宴のハイライトを楽しく盛り上げたい新郎新婦におすすめのトレンドソングです♪
▶ イチオシ(音響スタッフの目線でぜひおすすめしたい曲)
♪うれしい!たのしい!大好き! – E-girls
Dreams Come Trueの名曲を、E-girlsがよりモダンでポップにアレンジした「うれしい!たのしい!大好き!」。
明るくハッピーな雰囲気は結婚式にぴったりで、幅広い世代のゲストにも親しまれる楽曲です。
特におすすめなのは、曲頭の鐘の音がアクセント になっていること。
この印象的なイントロに合わせてケーキ入刀を行えば、会場全体が一気に祝福ムードに包まれます。
ポップで華やかな披露宴を演出したい新郎新婦におすすめするイチオシのケーキ入刀曲です♪
♪HELLO HELLO – Snow Man
ラウール主演映画『ハニーレモンソーダ』の主題歌として話題になった「HELLO HELLO」。
ポップでハッピーなラブソングで、ケーキ入刀の華やかな雰囲気にぴったりの一曲です。
特にケーキ入刀では サビから流すのがおすすめ で、会場が一瞬で祝福ムードに包まれます。
さらにサビ直前の「Three, two, one, Shhhh!!」は、演出に合わせて取り入れると楽しさが増すポイント。
あえて使わずシンプルにつなげても良く、おふたりの好みに合わせて自由にアレンジできます。
華やかで楽しい入刀シーンを演出したい新郎新婦におすすめのケーキ入刀曲です♪
その他の「ケーキ入刀」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/cake-cut
中座

🎬シーン説明
披露宴の中盤に行われる「お色直し中座」は、新郎新婦が装いを変えるために一時的に退場するシーンです。
中座のスタイルには大きく分けて2つあり、新婦と新郎がそれぞれ別々に中座する場合 と、新郎新婦が一緒に中座する場合 があります。
別々に中座する場合は、ゲストの中からエスコート役をお願いすることがほとんどです。
エスコート役は事前にお願いしている場合もあれば、当日サプライズで司会や新郎新婦ご本人からお呼び出しする場合もあり、会場が温かな拍手や歓声に包まれる微笑ましいひとときとなります。
お色直し中座は、ゲストにとってもおふたりとの距離を近く感じられる人気の演出シーンのひとつ。
その後のお色直し入場へとつながる、大切な橋渡しの時間です。
🎶選曲ポイント
お色直し中座では、新婦中座・新郎中座それぞれに1曲ずつ 選曲するのが一般的です。
エスコート役をサプライズで呼び出すのか、事前にお願いしているのかによって曲を流すタイミングは変わります。多くの場合はエスコート役をお呼び出しする瞬間に曲をかけ始めますが、司会が中座の案内を始めるタイミングで流す場合もあります。
このシーンは、他の披露宴の場面に比べて選曲の自由度が高いのが特徴です。
- 感謝を込めて … ご両親やごきょうだいをエスコートに選んだ場合、思い出の曲や家族との絆を感じられる曲を選ぶと感動的な雰囲気になります。
- サプライズ感を出して … 当日まで秘密にしていた友人や祖父母を呼び出す場合は、明るく元気な楽曲を合わせることで驚きと喜びが広がります。
- 笑いを交えて … 仲の良いご友人を指名して、ちょっとユーモラスな曲や遊び心のある楽曲を流すと、会場が一体となって盛り上がります。
ただし、注意したいのは曲の長さです。
新郎新婦入場のシーンでも触れたように、楽曲が短すぎるとリピートや曲替えが必要になり、注目を集める場面では不自然になりやすいもの。
会場の広さや歩く距離にもよりますが、3分以上の長さがある曲を選んでおくと安心 です。
🎵おすすめBGM
▶ 定番(安心感があり、多くの披露宴で使われる曲)
♪にじいろ – 絢香
朝ドラ『花子とアン』の主題歌として広く親しまれている「にじいろ」。
幅広い世代に知られていることから、結婚式でも人気の高い定番ソングです。
絢香の優しい歌声と、ミドルテンポで明るく落ち着いた曲調が特徴で、中座の場面を穏やかに包み込んでくれます。
大切な人と歩む中座シーンをあたたかい雰囲気で演出したい新郎新婦におすすめの一曲です♪
♪ただ、ありがとう – MONKEY MAJIK
シンプルでまっすぐな「ありがとう」の気持ちを歌った、心温まるバラード「ただ、ありがとう」。
優しいメロディと感謝にあふれた歌詞が、新郎中座・新婦中座どちらのシーンにもぴったりです。
大切な人にエスコートをお願いする中座の場面で流せば、会場全体があたたかい雰囲気に包まれ、感謝の想いがより一層伝わります。
しっとりと感動的に中座シーンを演出したい新郎新婦におすすめの一曲です♪
▶ トレンド(最新の人気曲や最近よく選ばれる曲)
♪あいことば – Snow Man
ミディアムテンポで爽やかな雰囲気が魅力の「あいことば」。
“合言葉”と“愛言葉”をかけた歌詞がとてもロマンティックで、大切な人への想いを自然に伝えられる一曲です。
ゆったりとしたテンポ感が、中座シーンにぴったりマッチ。
両親や兄弟姉妹、友人にエスコートをお願いするシーンで流せば、感謝と絆を感じられる温かなひとときに彩ってくれます。
感動をさりげなく演出したい新郎新婦におすすめの、今どき感あふれる中座ソングです♪
♪C.h.a.o.s.m.y.t.h. – ONE OK ROCK
ONE OK ROCKの代表的なバラードのひとつ「C.h.a.o.s.m.y.t.h.」。
タイトルは、ボーカルTakaの友人たちの名前の頭文字から作られており、友情や絆をテーマにした一曲です。
温かみのあるメロディと力強い歌詞は、友人や兄弟と一緒に中座するシーンにぴったり。
感謝や信頼の想いを自然に表現でき、会場全体を感動的であたたかな空気に包んでくれます。
大切な人と絆を感じながら歩きたい新郎新婦におすすめのトレンド中座曲です♪
▶ イチオシ(音響スタッフの目線でぜひおすすめしたい曲)
♪やさしさに包まれたなら – May J.
荒井由実の名曲「やさしさに包まれたなら」を、May J.が大人っぽくクールにアレンジしたカバー楽曲。
世代を問わず誰もが耳にしたことのある馴染み深いメロディーで、幅広いゲストに喜ばれる一曲です。
原曲の温かさをそのままに、スタイリッシュさが加わったサウンドは、中座シーンを落ち着いた雰囲気で包み込んでくれます。
親子や兄弟姉妹、友人など、誰と歩いても自然に馴染み、感謝の気持ちをさりげなく伝えられる中座曲としておすすめです♪
♪忘れられないの – サカナクション
AOR(Adult Oriented Rock)の雰囲気を感じさせる、クールでスタイリッシュなナンバー「忘れられないの」。
落ち着きのあるサウンドと独特の世界観が、中座シーンを大人っぽく洗練された印象に仕上げてくれます。
結婚式という素晴らしく夢のような一日を「忘れられないの」というメッセージに重ねて選曲すれば、より特別な意味を込めた演出になります。
シックで大人の雰囲気を演出したい場合にぜひおすすめしたい一曲です♪
その他の「新婦中座」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/intermediate-withdrawal-of-bride
その他の「新郎中座」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/intermediate-withdrawal-of-groom
お色直し入場

🎬シーン説明
新郎新婦の装いが整ったら、いよいよ披露宴後半の幕開けとなる お色直し入場 です。
装いを新たにしたおふたりが再び登場すると、会場は大きな拍手と歓声に包まれ、華やかな雰囲気が一気に広がります。
入場後は会場キャプテンの先導により、ゆっくりとメインテーブルへと進んでいきます。
また、入場後にそのままフォトラウンドへとつなげる進行の場合は、メインテーブルに直行せず、後方ゲストのテーブルから回り始めるケースもあります。
お色直し入場は、前半の披露宴から気分を新たに切り替え、後半の盛り上がりへとつなげていく大切なシーンです。
🎶選曲ポイント
基本的な考え方は、新郎新婦入場での選曲ポイントと同じです。
ただし、お色直し入場は披露宴後半のスタートとなるため、最初の入場とのメリハリ を意識した選曲がおすすめです。
たとえば、最初の入場で上品に登場したなら、お色直し入場では明るくポップな楽曲で会場を盛り上げたり、逆に最初に華やかな曲を使った場合は落ち着いた曲で大人っぽい雰囲気を演出するなど、曲調に変化をつけると印象的になります。
また、その後の進行が フォトラウンド や キャンドルサービス などに続く場合は、演出全体の流れを考慮して曲を選ぶことも大切です。
入場から後半演出へとスムーズにつながるように選曲すると、披露宴全体に一体感が生まれます。
◆お色直し入場後にフォトラウンドがある場合
お色直し入場のあとにフォトラウンドへ進む場合、BGMの扱いには2つの方法があります。
- 入場曲を最後までかけきってからフォトラウンド用の曲に切り替える方法
お色直し入場はゲストの注目が集まる大切なシーンであり、こだわりを持って選曲される方も多い場面です。
披露宴のBGMは時間の都合上フルで流すことが難しいことが多い中で、お色直し入場曲は数少ない“フルで流せる可能性があるシーン” と言えます。
特に思い入れのある大好きな曲を選んでいる場合は、入場曲をしっかり最後まで聴かせてからフォトラウンドの曲へ移行するのもおすすめです。 - 入場からフォトラウンドへ移るタイミングで曲を切り替える方法
シーンが切り替わる瞬間にBGMを変えることで、披露宴全体にメリハリをつけることができます。
一方で、入場曲が流れる時間はその分短くなってしまうため、曲へのこだわりが強い場合は注意が必要です。
どちらの方法にもメリットがありますので、おふたりのこだわりや披露宴全体の演出プランに合わせて選ぶのが良いでしょう。
◆お色直し入場後にキャンドルサービス等の演出がある場合
お色直し入場のあとに キャンドルサービス や ルミファンタジア などの光の演出が続く場合は、演出全体の雰囲気を踏まえて入場曲を選ぶのがおすすめです。
これらの演出は、会場を幻想的でロマンティックな空気に包み込むのが魅力です。
そのため、入場曲も明るく派手に盛り上げるよりは、落ち着きのある大人っぽい楽曲や、ロマンティックな雰囲気を高めてくれる曲調 を選ぶと、演出と統一感が生まれます。
入場から光の演出へとスムーズにつながることで、会場全体の世界観がより一層引き立ち、披露宴に一体感をもたらしてくれるでしょう。
一方で、お色直し入場とキャンドルサービスを別々の演出として切り離す場合 は、それぞれで異なる雰囲気の楽曲を使うのも良い方法です。
入場は華やかに盛り上げ、キャンドルサービスではしっとりとロマンティックに、とメリハリをつけることで披露宴全体の流れに抑揚が生まれます。
大切なのは、どのような雰囲気をつくりたいかをイメージし、その世界観に合った選曲をすることです。
🎵おすすめBGM
▶ 定番(安心感があり、多くの披露宴で使われる曲)
♪Love so sweet – 嵐
幸せいっぱいの披露宴入場を彩る人気曲のひとつが、嵐の 「Love so sweet」 です。
30秒あたりからAメロ(歌い出し)に入りますが、この部分は曲調が少し落ち着いてしまうため、入場シーンの高揚感を引き出すには、イントロの盛り上がりに合わせる方が効果的です。
イントロでゲストの気持ちを一気に引き上げて、華やかな入場の瞬間を演出できる一曲です。
♪Beauty and the Beast – 美女と野獣
ディズニー映画『美女と野獣』の主題歌として広く知られる「Beauty and the Beast」。
ピーボ・ブライソン & セリーヌ・ディオンによる原曲も根強い人気ですが、実写版でアリアナ・グランデとジョン・レジェンドが歌うこのバージョンは、より洗練された“今どき感”のあるアレンジが魅力です。
特に、カラードレスがイエローの場合に選ばれることが多い のもこの曲ならでは。
壮大でロマンティックな雰囲気が、お色直し入場を映画のワンシーンのように演出してくれます。
ディズニー好きはもちろん、華やかで感動的な入場をしたい新郎新婦におすすめの定番ソングです♪
▶ トレンド(最新の人気曲や最近よく選ばれる曲)
♪スターライトパレード – SEKAI NO OWARI
幻想的で壮大な世界観が魅力の「スターライトパレード」。
近年はお色直し入場曲として人気が高まり、披露宴の後半を華やかに彩るトレンド楽曲のひとつとなっています。
特におすすめなのは、ゲストにサイリウムを振ってもらいながらの入場演出。
楽曲の幻想的な雰囲気と光の演出が相乗効果を生み、まるでライブのような一体感と高揚感に包まれます。
おふたりの登場を華やかに盛り上げ、後半の披露宴を一層楽しませてくれる一曲です♪
♪DEAR MY LOVER – Hey!Say!JUMP
ポップで爽やかなメロディが魅力の「DEAR MY LOVER」。
曲構成は短いイントロから始まり、すぐにサビに入る展開になっています。
特におすすめなのは、サビ終わりの盛り上がりから間奏にかけてのタイミングでドアオープンする演出。自然な流れで華やかさを引き立てられます。
会場全体を明るくフレッシュな空気に包み、ゲストの笑顔や拍手を引き出すこと間違いなし。
披露宴の後半スタートを爽やかに彩りたい新郎新婦にぴったりのトレンドソングです♪
▶ イチオシ(音響スタッフの目線でぜひおすすめしたい曲)
♪Leave The Door Open – Silk Sonic(Bruno Mars & Anderson .Paak)
Bruno MarsとAnderson .Paakによるスペシャルユニット Silk Sonic のデビューシングル「Leave The Door Open」。
70年代を思わせるスウィートでソウルフルなサウンドは、どこか懐かしくも新しい魅力にあふれています。
メロウで心地よい曲調は、ロマンティックな雰囲気をまとった入場シーンにぴったり。
大人の余裕と洗練された空気感を演出したいおふたりに一押しの入場曲です♪
♪オレンジkiss – Snow Man
“君を守りたい”という想いが込められた、エモーショナルで温かいラブソング「オレンジkiss」。
お色直し入場のBGMとして特におすすめしたいのは、8秒の一気に盛り上がるイントロでドアオープンする演出。
扉が開いた瞬間に会場の雰囲気が高まり、ゲストの視線と拍手を自然に集めてくれます。
また、曲名にある“オレンジ”は夕日を意味しており、夕方から夜にかけての披露宴 に特にマッチ。
ロマンティックでエモーショナルな雰囲気を大切にしたいおふたりにおすすめする一曲です♪
その他の「お色直し入場」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/re-entrance-of-the-bridal-couple
フォトラウンド
🎬シーン説明
披露宴の人気演出のひとつが フォトラウンド です。
新郎新婦がゲストのテーブルを順番に回り、各卓ごとに記念写真を撮影していきます。
ゲストと直接触れ合える時間でもあるため、会場は和やかな雰囲気に包まれます。
スタイルはさまざまで、テーブルごとに新郎新婦が回る方法のほか、メインテーブルにゲストをグループごとに呼んで撮影するスタイル が取られることもあります。
写真を通してゲスト全員と交流できるため、感謝の気持ちをしっかり伝えられるシーンです。
🎶選曲ポイント
フォトラウンドはゲストのテーブルを順番に回って写真を撮影していく演出で、卓数に応じて必要な時間が変わる のが特徴です。
おおよそ 1卓あたり1分半〜2分 が目安なので、10卓であれば15〜20分ほどかかります。
1曲を4分と仮定すると、4〜5曲ほど用意しておくと安心 です。
選曲の基本は、ラウンドしやすい明るく楽しい曲調。
ミドルテンポ〜アップテンポの曲を中心に選ぶと、会場全体が和やかな雰囲気に包まれます。
また、迎賓や送賓のシーンと同様に、複数曲をつなげて流す場合は 曲同士のつながり(テンポ感・雰囲気)を意識するとスムーズです。
🎶曲順の考え方
曲順に「正解」はありませんが、以下の3つの基準で考えるのがおすすめです。
【1】前後の曲のテンポ感
アップテンポ→バラード→アップテンポのように大きく振れると違和感が出やすいため、バラード→ミドル→アップテンポといった“グラデーション”を意識すると自然です。
【2】前後の曲の雰囲気
同じテンポ感でも曲調やジャンルのつながりで印象は変わります。洋楽から洋楽、邦楽ポップスから邦楽ポップスへと続けるとまとまりが良くなります。
【3】優先的に流したい曲は前半に
フォトラウンドは進行状況によって後半の曲が流れないこともあります。絶対に流したい曲は早めに配置すると安心です。
🎶実際の曲順例
例えば以下の楽曲を使用する場合:
- ♪Slow & Easy – 平井大
- ♪Take a picture – NiziU
- ♪きらり – 藤井風
- ♪常熱 – Vaundy
- ♪September – Justin Timberlake
おすすめの流れは、
① Slow & Easy – 平井大(落ち着きのあるスタート)
② 常熱 – Vaundy(ミドルテンポでつなげる)
③ Take a picture – NiziU(ノリ良く流れをアップ)
④ September – Justin Timberlake(さらに盛り上げ)
⑤ きらり – 藤井風(爽やかに締めくくり)
この順番であれば、テンポのグラデーションと雰囲気のつながりが自然になり、ゲストも心地よく写真タイムを楽しめます。
👉 最後に強調したいのは、難しく考えすぎずに、おふたりが好きな曲をゲストと一緒に楽しむことが一番大切 ということです。
曲順にこだわるのも素敵ですが、シンプルに好きな曲を並べるだけでも十分楽しいフォトラウンドになりますよ。
「フォトラウンド」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/photo-round
ドレス当てクイズ
🎬シーン説明
披露宴中の演出として行われる「ドレス当てクイズ」は、新婦のお色直しドレスをゲストが予想するゲーム形式の演出です。色やデザインを予想して投票してもらい、正解者には記念品を贈呈。参加型の演出として、ゲストとの一体感を演出し、披露宴をより印象的に彩ります。
🎶選曲ポイント
ドレス当てクイズの全体の時間の目安は、景品が当たる人数やゲストから一言コメントをもらったり、写真を撮ったりなどの進行にもよりますが、概ね3分〜5分程度。複数曲選んでも問題はありませんが、ゲストも盛り上がっているシーンなので、1曲リピートでもそこまでリピート感は気にならないのでOKです!
曲調としてはアップテンポで楽しい雰囲気になるような曲を選ぶのが良いでしょう。
🎵おすすめBGM
♪Strawberry Breakfast – SixTONES
“令和のLove so sweet”とも呼ばれる、注目のポップナンバー。完全ワンカットで撮影されたMVも話題となった一曲です。
80年代のディスコ調のテイストを取り入れながらもモダンで今っぽいサウンドが特徴で、明るく華やかな雰囲気を演出します。
特に赤いドレスでのドレス色当て抽選会のBGMにぴったりです!
♪Living in Color – Disney
東京ディズニーリゾート40周年アニバーサリーのテーマソング。
聴くだけで明るく楽しくハッピーになれる楽曲で、ゲストも自然と笑顔になる一曲です。
♪女の子は誰でも – 東京事変
資生堂「マキアージュ」のCMソングとしておなじみのナンバー。
ビッグバンドジャズのテイストで、大人っぽさと可愛らしさを兼ね備えた独特の世界観が魅力です。
おしゃれで遊び心のある雰囲気をプラスしたい時におすすめです♪
その他の「ドレス当てクイズ」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/dress-lottery
キャンドルサービス / ルミファンタジア
◾️キャンドルサービス
🎬シーン説明
キャンドルに火を灯しながら、ゲストの皆さまに「ありがとう」の気持ちを届けるキャンドルサービス。
小さな炎が広がるごとに会場はあたたかな雰囲気に包まれ、おふたりの想いが光となって伝わります。
そんな感動的なひとときを、さらに心に残る瞬間へと導いてくれるのがBGMです。
ここでは、キャンドルサービスにぴったりのおすすめ楽曲をご紹介します。
🎶選曲ポイント
キャンドルサービスには、ロマンティックな雰囲気を持つ曲調がよく合い、幻想的な空気感を引き立ててくれます。
また、演出の長さはゲスト卓数によって変わるため、曲数の目安としては「1卓あたり1分〜90秒程度」で考えると安心です。
さらに、各卓への点灯だけでなく、ラストにメインキャンドルへ点火する場面がある場合は、その瞬間がより盛り上がるように、別の楽曲を用意するのもおすすめです。
◾️ルミファンタジア
🎬シーン説明
暗くなった会場に、次々と広がる色鮮やかな光。
ルミファンタジアは、キャンドルの代わりにテーブルのグラスへと光を注ぐ演出で、まるで魔法のように場内が輝きに包まれます。
ゲストの笑顔と一緒に広がる光の輪は、忘れられない思い出となるでしょう。
🎶選曲ポイント
この美しいシーンをより印象深く仕上げるためには、音楽が欠かせません。
透明感や広がりを感じさせる楽曲を選ぶことで、光の演出と調和し、幻想的な雰囲気がいっそう際立ちます。
また、テーブル演出だけでなく、クライマックスとしてメイン演出を取り入れる場合は、その瞬間を盛り上げる特別な楽曲を用意すると、よりドラマチックな印象を残すことができます。
🎵おすすめBGM
♪I See The Light(塔の上のラプンツェル)
ランタンセレモニーを象徴する名曲「I See The Light」。
キャンドルやルミファンタジアなど、ロマンティックな光の演出と相性抜群で、ディズニー楽曲の中でも披露宴で特に人気の高い一曲です。
幻想的で夢のような世界観を演出したい新郎新婦におすすめです♪
♪君の願いが世界を輝かす – MISIA
ディズニーシーのナイトタイムエンターテイメント「ビリーヴ! ~シー・オブ・ドリームス~」の日本語版テーマソング。
壮大でロマンティックなメロディは、キャンドルやルミファンタジアといった光の演出と重なり、会場全体を幻想的な雰囲気に包み込みます。
ディズニーファンはもちろん、ドラマチックな空気を大切にしたい方にぴったりです♪
♪stay with me – 青山テルマ
「ずっと。」以来、約10年ぶりとなるウエディングソングとしてリリースされた「stay with me」。
青山テルマが結婚する友人を祝福する想いから生まれたこの曲は、やさしく温かみのあるバラードで、そっと寄り添ってくれるような雰囲気が魅力です。
キャンドルサービスやルミファンタジアなど、ロマンティックな演出をより感動的に彩ってくれるBGMです♪
その他の「キャンドルサービス・ルミファンタジア」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/candle_lumi-fantasia
手紙朗読

🎬シーン説明
披露宴のクライマックスを彩る大切な場面のひとつが 花嫁の手紙朗読 です。
これまで育ててくれたご両親や家族に向けて、感謝の気持ちを言葉にして届ける特別な時間。
ゲストも静かに耳を傾け、会場は感動と温かな雰囲気に包まれます。
朗読の内容は、新郎新婦それぞれの生い立ちや家族への思い出、そしてこれからの決意など、普段はなかなか口にできない想いが込められています。
涙ぐむご両親の表情や、共感するゲストの姿が、このシーンの感動をさらに深めてくれるでしょう。
手紙朗読は、披露宴全体の締めくくりに向けて心をひとつにする大切な瞬間。
披露宴の結びにふさわしい、感動的なシーンとなります。
🎶選曲ポイント
手紙朗読は会場全体が静かに耳を傾ける披露宴のクライマックスシーン。
そのため、新婦の声を邪魔しないBGM選び がとても重要になります。
- 歌詞のないインストゥルメンタルを中心に
歌詞のある曲は朗読の言葉と重なってしまうため、基本的にはインストゥルメンタルがおすすめです。ピアノやストリングスなど、優しく感情に寄り添う音色が雰囲気を引き立てます。 - しっとりと落ち着いた曲調を選ぶ
感謝や家族への想いを伝えるシーンなので、静かで温かみのある曲が合います。急に盛り上がる曲やテンポの速い曲は避け、朗読の流れを包み込むような穏やかな楽曲を選ぶと良いでしょう。 - 感動を引き立てる演出を意識する
手紙朗読のクライマックスに向けて少しずつ盛り上がる曲を使うと、感動がより深まります。反対に、最後まで一貫して落ち着いた曲で包み込むのも上品でおすすめです。
手紙朗読はゲストが最も心に残るシーンのひとつ。
BGMがさりげなく寄り添うことで、より感動的で忘れられない時間になります。
🎵おすすめBGM
◆ピアノ生演奏
ピアノの生演奏ができる会場でしたら、ご両親への感謝の想いを届ける手紙朗読シーンでは、BGMとしてピアノ生演奏を取り入れるのも素敵な演出です。
シンプルでやわらかなピアノの音色は、言葉の邪魔をせずに寄り添い、手紙の内容をより感動的に引き立ててくれます。
生演奏ならではの温もりや臨場感も加わり、会場全体が一体となっておふたりの想いを受け止める時間に。
涙と拍手が自然と生まれる、印象的な手紙朗読シーンを演出できます。
◆CD音源
手紙朗読のシーンでは、歌詞が入っていないピアノインストゥルメンタルのCD音源を選ぶのもおすすめです。
シンプルで柔らかなピアノの音色が言葉に寄り添い、感謝のメッセージを邪魔せずにより感動的に届けてくれます。
特におすすめなのが、「リラクシング・ピアノ・ベスト ~ウェディング・ソングス」。
選りすぐりのウェディングソングを豪華24曲収録した2枚組ベストアルバムで、披露宴では定番の名曲や、幅広い世代にとって耳なじみのあるラブソングがたっぷり楽しめます。
「どんな曲を選べばいいか分からない…」という方にも安心して使える一枚です♪
リラクシング・ピアノ・ベスト~ウェディング・ソングス(タワーレコード)
花束・記念品贈呈

🎬シーン説明
手紙朗読のあとに続くのが、花束・記念品贈呈のシーン です。
これまでの感謝の気持ちを込めて、新郎新婦からご両親へ花束や記念品を手渡します。
ゲストが見守る中でご両親のもとへ歩み寄る姿は感動的で、会場全体が温かな拍手と涙に包まれます。
花束の代わりにプリザーブドフラワーや時計、似顔絵などの記念品を贈ることも多く、おふたりらしい形で感謝を伝えられるシーンです。
披露宴のクライマックスにふさわしい、家族の絆を感じられる大切な瞬間として、多くのゲストの心に残ります。
🎶選曲ポイント
花束・記念品贈呈は、披露宴のクライマックスを彩る感動的なシーンです。
新郎新婦の言葉やご両親の表情がゲストの心に残る時間だからこそ、音楽はその想いを引き立てる存在 であることが大切です。
- しっとりとした感動系の楽曲を選ぶ
ゆったりとしたテンポで、感謝の気持ちを包み込むような楽曲が最適です。ピアノやストリングスを取り入れた曲や、温かみのあるメロディが雰囲気を高めます。 - 温かみのある曲調で家族の絆を表現
感動一辺倒にするのではなく、どこか明るさや優しさを感じさせる楽曲を選ぶと、涙と笑顔が入り混じる温かな雰囲気が生まれます。 - 特別な意味を持つ曲を選ぶのも効果的
新郎新婦やご家族にとって思い出の曲や、感謝の想いを重ねられる歌詞の楽曲を選ぶことで、会場全体が感情を共有できる演出になります。
花束・記念品贈呈は披露宴のラストを締めくくる大切な時間。
音楽が感動を優しく後押しすることで、ご両親やゲストの心に深く残る瞬間となります。
🎵おすすめBGM
▶ 定番(安心感があり、多くの披露宴で使われる曲)
♪アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN) – MISIA
ドラマ『義母と娘のブルース』の主題歌として大ヒットした「アイノカタチ」。
結婚式では花束贈呈の定番曲として多く選ばれており、世代を問わず心に響く楽曲です。
しっとりとしたイントロから始まり、サビで力強く盛り上がる構成が特徴。
メリハリのある展開が、感動的な花束贈呈のシーンをよりドラマティックに演出してくれます。
大切な想いを両親に届けたい瞬間にふさわしい、人気の高い定番ソングです♪
♪The Gift – Blue
温かく伸びやかなハーモニーと、美しいメロディラインが印象的で、結婚式の花束贈呈シーンで長く愛されている定番曲です。
しっとりと優しいイントロから始まり、サビに向けて感情が高まっていく展開は、感謝の気持ちを伝えるシーンにぴったり。
両親や大切な人への贈り物の時間を、より感動的で心温まるひとときにしてくれます。
花束贈呈曲に迷ったときには、安心して選べる一曲です♪
▶ トレンド(最新の人気曲や最近よく選ばれる曲)
♪ありがとうの輪 – 絢香
温かみのあるメロディと真っ直ぐな歌詞が心に響く「ありがとうの輪」。
母親に向けた感謝を綴った1番の歌詞が、花束贈呈シーンにぴったりで、想いを込めた演出を後押ししてくれます。
しっとりとした始まりから徐々に盛り上がっていく展開は、会場全体を感動的な空気に包み込み、贈呈の時間をより特別なものにしてくれるでしょう。
大切な人への「ありがとう」を伝えたい新郎新婦におすすめのトレンドソングです♪
♪沈丁花 – DISH//
心にまっすぐ届く歌詞と爽やかなメロディが魅力の「沈丁花」。
花束や記念品贈呈シーンにおすすめの一曲です。
贈呈曲といえばしっとりとしたバラードが選ばれることが多いですが、しんみりしすぎる雰囲気が苦手な方や、明るい空気の中で感謝を伝えたい方にぴったり。
前向きで温かさのあるサウンドが、感謝の想いを爽やかに届けてくれるでしょう。
感動の中にも笑顔が生まれるような、今どき感のあるトレンドソングです♪
▶ イチオシ(音響スタッフの目線でぜひおすすめしたい曲)
♪カイト – 嵐
米津玄師が作詞・作曲を手がけた「カイト」は、落ち着いたバラードでありながら壮大なスケール感を持つ一曲。
花束贈呈の瞬間に選ぶことで、感謝のシーンをよりドラマチックに演出してくれます。
会場全体を包み込むような力強さがあり、披露宴の結びを感動的に締めくくりたいおふたりにおすすめです♪
♪それを愛と呼ぶなら – Uru
透明感あふれるUruの歌声と、後半に向けて壮大に広がるピアノ&ストリングスのアレンジが魅力の「それを愛と呼ぶなら」。
号泣必至のラブソングとして、花束贈呈シーンを感動的に彩ります。
披露宴のラストを涙と感謝で包み込みたい新郎新婦におすすめの一曲です♪
その他の「花束・記念品贈呈」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/flower-presentation
新郎新婦退場

🎬シーン説明
披露宴のフィナーレを飾るのが 新郎新婦退場 のシーンです。
お色直しを終えた華やかな姿でゲストに見送られながら、ゆっくりと会場を後にします。
退場のスタイルはさまざまで、新郎新婦がふたり並んで退場する場合もあれば、ご両親と一緒に退場することもあります。
ゲストからの温かな拍手や祝福の声に包まれながら歩むその姿は、披露宴の余韻を残す感動的なワンシーンです。
ラストを華やかに締めくくる大切な場面だからこそ、退場曲はおふたりらしさを映し出す大事な要素となります。
🎶選曲ポイント
披露宴のフィナーレを飾るのが 新郎新婦退場 のシーンです。
新婦の手紙朗読、花束・記念品贈呈、両家代表謝辞と続いたあと、司会の「おひらき(お披楽喜)」のアナウンスに合わせて退場曲が流れ、おふたりはゲストの拍手に包まれながら会場を後にします。
退場曲の方向性は大きく2つ。感動的な雰囲気を一気に切り替えて明るく盛り上げるスタイルか、手紙や謝辞の余韻をそのまま引き継ぐ感動的なスタイルかです。その他にも、新郎の決意を表すように力強く退場したり、大人っぽく落ち着いた雰囲気で締めくくる演出も選ばれます。
また、退場は意外と短く、曲が流れるのは1分前後のことが多いため、サビが後半にある曲はタイミングに注意が必要です。イントロから流すのか、サビから始めるのかを事前に決めておくと安心です。退場スタイルによっても時間は変わりますが、いずれにしても披露宴を締めくくる大切な場面として、イメージに合った一曲を選ぶことが大切です。
🎵おすすめBGM
▶ 定番(安心感があり、多くの披露宴で使われる曲)
♪One Love – 嵐
結婚式の定番ソングとして知られ、退場シーンでも長年人気の高い一曲です。
やさしく壮大なメロディと、“100年先も愛を誓う”という歌詞が、おふたりの新しい門出を感動的に彩ります。
披露宴の締めくくりをロマンティックに、そして余韻を残しながら退場したい新郎新婦にぴったりの定番ソングです♪
♪Family Song – 星野源
優しく温かいメロディと歌詞が世代を超えて愛され、結婚式の退場曲としても人気の定番ソングです。
“家族”をテーマにした歌詞は、両親やゲストへの感謝を込める披露宴のラストにぴったり。
落ち着いた雰囲気でありながらも希望を感じさせるサウンドが、感動的な余韻を残しながらおふたりの新しい門出を見守ってくれます。
笑顔と涙が入り混じる退場シーンをあたたかく彩る、安心して選べる一曲です♪
▶ トレンド(最新の人気曲や最近よく選ばれる曲)
♪僕のこと – Mrs. GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLEの楽曲の中でも特に人気の高い「僕のこと」。
前向きで力強いメッセージが込められたナンバーで、結婚式の退場曲やエンドロールなど、披露宴の締めくくりに選ばれることが増えています。
退場曲としておすすめなのは、48秒頃の盛り上がるパートから流す方法。
感動から一気にドラマチックな雰囲気へと切り替わり、ゲストの拍手とともに華やかに披露宴を締めくくることができます。
感動と爽やかな余韻を残して門出を演出したい新郎新婦にぴったりのトレンドソングです♪
♪虹 – 菅田将暉
映画『STAND BY ME ドラえもん2』の主題歌として広く知られる「虹」。
温かく感動的な歌詞が結婚式にぴったりで、近年は退場曲として人気が高まっています。
おすすめは、サビから流して披露宴を締める方法。
明るく壮大なサウンドが会場を包み込み、感動的な余韻とともに新郎新婦の門出を華やかに演出してくれます。
披露宴の最後を感動的に締めくくりたいおふたりにぴったりのトレンドソングです♪
▶ イチオシ(音響スタッフの目線でぜひおすすめしたい曲)
♪音色 – SixTONES
“出会えただけで 特別な毎日”──そんなメッセージが込められた、SixTONESのエモーショナルなナンバー「音色」。
大切な人と出会えたことへの感謝と喜びをまっすぐに歌い上げるこの曲は、披露宴のラストを彩る退場シーンにぴったりです。
隣にいるパートナー、そして参列してくれた大切なゲストへの感謝の想いを重ねながら、感動的に披露宴を締めくくることができます。
温かく心に響く余韻を残す、一押しの退場曲です♪
♪Dear, – Snow Man
披露宴の締めを飾る新郎新婦退場シーンは、これまで支えてくれた大切なゲストへ感謝を伝える場面。
その想いを音楽でしっかり届けたいときにおすすめなのが、Snow Manの「Dear,」です。
サビに繰り返される“ありがとう”のフレーズは、ゲストへの感謝をまっすぐに表現できるポイント。
また、Aメロの歌詞にも強いメッセージ性があるため、8秒のドラムフィルからスタート すると自然に歌詞を活かせます。
感謝の気持ちを込めて披露宴をグッと締めくくりたい新郎新婦にぴったりの一曲です♪
その他の「新郎新婦退場」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/final-withdrawal-of-the-bridal-couple
エンドロールムービー
🎬シーン説明
披露宴の結びを彩る人気演出のひとつが エンドロールムービー です。
挙式や披露宴の映像をダイジェストで振り返り、当日の感動や幸せな瞬間をゲストと一緒に再体験できる特別な時間です。
新郎新婦からゲストへの「ありがとう」の気持ちを映像と音楽で伝えられるエンドロールは、披露宴を感動的に締めくくる演出として多くのカップルに選ばれています。
映像の雰囲気や選ぶ音楽によって、しっとり涙を誘うラストにすることも、明るく楽しい余韻を残すこともできるのが魅力です。
🎶選曲ポイント
撮って出しムービーのエンドロールは、選んだBGMをイメージしながら、当日撮影した映像素材をもとに編集されます。
まずは、感動的な曲、クールな曲、明るく楽しい曲など、どのような曲調にしたいか方向性を決めると良いでしょう。
曲の長さは5分前後を目安に、淡々と進む曲よりもサビでしっかり盛り上がり、静かな部分とのメリハリがあるダイナミックな曲の方が、起承転結のあるストーリー性を引き立ててくれるので効果的です。
🎵おすすめBGM
▶ 定番(安心感があり、多くの披露宴で使われる曲)
♪115万キロのフィルム – Official髭男dism
「これから先もずっと一緒に歩んでいこう」という想いが込められた「115万キロのフィルム」。
Official髭男dismの代表曲のひとつとして人気が高く、結婚式ではエンドロールムービーの定番ソングとなっています。
やさしくも力強いメロディと前向きな歌詞が、新郎新婦とゲストのこれまでの思い出を振り返りながら、未来への希望を描き出してくれます。
感動的でありながら爽やかな余韻を残すこの曲は、披露宴の締めくくりにふさわしい一曲です♪
♪Wherever you are – ONE OK ROCK
壮大でドラマティックなバラード「Wherever you are」は、結婚式のエンドロールムービーで圧倒的な人気を誇る定番ソングです。
「どんな時も君を愛している」というストレートな愛のメッセージが込められた歌詞は、結婚式という特別な日にぴったり。
静かなイントロから始まり、サビに向かって大きく盛り上がっていく曲構成は、映像演出とリンクしてゲストの心を強く揺さぶります。
披露宴のラストを感動的に締めくくりたい新郎新婦に安心しておすすめできる一曲です♪
▶ トレンド(最新の人気曲や最近よく選ばれる曲)
♪Soranji – Mrs. GREEN APPLE
映画『ラーゲリより愛を込めて』の主題歌として書き下ろされた「Soranji」。
静かなパートと力強いサビとのコントラストが美しく、聴く人の心を深く揺さぶる楽曲です。
約5分という十分な曲尺があり、映像の展開に合わせて物語性のあるエンドロールを演出できるのも魅力。
感動の余韻を大切にしながら、披露宴のラストを印象的に締めくくりたい新郎新婦にぴったりのトレンドソングです♪
♪明日晴れるかな – 桑田佳祐
ドラマ『プロポーズ大作戦』の主題歌として大ヒットした「明日晴れるかな」。
桑田佳祐のソロ活動第一弾シングルとしても知られ、結婚式のエンドロールBGMとして絶大な人気を誇ります。
5分以上の壮大なバラードは、披露宴のラストにふさわしいスケール感があり、映像と重ねることで会場全体を感動的な雰囲気に包み込みます。
ゲストに温かい余韻を残しながら披露宴を締めくくりたい新郎新婦にぴったりのトレンドソングです♪
▶ イチオシ(音響スタッフの目線でぜひおすすめしたい曲)
♪Story – 雨のパレード
「Story」は、雨のパレードのボーカル・福永さんが親友の結婚式に参列し、そこで感じた感動をもとに生まれた楽曲。
祝福の想いがまっすぐに込められたラブ・バラードで、結婚式にふさわしい温かさと感動を併せ持っています。
エレクトロの要素を取り入れた洗練されたサウンドは、大人っぽい雰囲気を演出。
披露宴のラストを彩るエンドロールBGMとして、感動的かつスタイリッシュな空気を生み出してくれる一曲です♪
♪君にサチアレ – 東京スカパラダイスオーケストラ
篠原涼子主演の映画『ウェディング・ハイ』の主題歌として書き下ろされた、スカパラ初のウエディングソング「君にサチアレ」。
軽快で華やかなスカサウンドは、披露宴のラストを明るく楽しい雰囲気で彩ってくれます。
ポジティブでハッピーな余韻を残して披露宴を締めくくりたい新郎新婦にぴったりのエンドロールBGMです♪
歓談

🎬シーン説明
乾杯が終わり、披露宴がスタートすると訪れるのが 歓談の時間 です。
ゲストはお料理を楽しみながら、新郎新婦や周りのゲストとの会話を楽しむひととき。
久しぶりに再会した親族や友人同士の笑顔があふれ、会場が和やかな雰囲気に包まれます。
また、新郎新婦がお色直しで中座している時間も歓談の一部にあたり、ゲスト同士の交流やお料理を楽しむ大切な時間になります。
披露宴全体の中でも、ゲストが最もリラックスできる瞬間といえるでしょう。
🎶 選曲ポイント
歓談中は、ゲストが会話やお料理を楽しむ時間。BGMはあくまで 雰囲気づくりをサポートする役割 になります。
- 会話を邪魔しない曲を選ぶ
音量は控えめに、歌詞が気になりにくい曲や、耳にやさしいアコースティック、ジャズ、ボサノヴァなどがおすすめです。 - 披露宴のテーマや季節感に合わせる
ナチュラルな雰囲気の披露宴ならアコースティックやオーガニック系、スタイリッシュな会場ならジャズや洋楽ポップスなど、会場の雰囲気に合わせると統一感が出ます。 - 歓談はトータルで約60分ほど
曲数にすると15曲以上必要になるため、1曲ずつ選曲するのはかなり大変です。多くの式場では、それぞれの会場に合った歓談用BGMリストがすでに用意されていることがほとんど。
そのため、歓談BGMについては 会場おまかせのセットリストを使う方が安心 でおすすめです。どうしても入れたいお気に入りの曲がある場合だけ指定して、あとはおまかせにすると準備の負担も減ります。
歓談のBGMは、ゲストが快適に過ごせる空気感をつくるための大切な演出。
無理にすべてを自分たちで決める必要はなく、会場と相談しながら「おふたりらしさ」を加えるくらいがちょうど良いでしょう。
迎賓

🎬シーン説明
挙式を終えたゲストが受付を済ませ、披露宴会場へと入場し、自分の席に着いて新郎新婦の登場を待つひととき。
この時間は、披露宴の始まりを静かに告げる「迎賓」と呼ばれるシーンです。
もともと「迎賓」という言葉は、神前式が主流だった時代に由来します。
白無垢姿の新婦が媒酌人や両家の両親とともに、挙式に参列しない親族やゲストを披露宴会場前で迎えていた頃の名残です。
当時はその後に「掛け替え」を行い、色打掛での入場が一般的でした。
現在では、ゲストが会場に入り着席するまでの時間を「迎賓」と呼ぶことが多く、披露宴全体の雰囲気づくりを左右する大切なシーンとなっています。
ゆったりとした音楽で気持ちを落ち着けてもらうのか、華やかな音楽でこれからのパーティへの期待感を高めるのか、選ぶBGMによって印象が大きく変わります。
🎶選曲ポイント
迎賓の時間は、まさに“音楽を通してゲストをお迎えする”イメージで選曲すると良いでしょう。
これから始まる披露宴への期待感を自然に高めつつ、ゲストに心地よく過ごしていただけるようなBGMがポイントです。
明るく楽しい雰囲気で会場を華やかにするのも良し、落ち着いた曲調で上品な空気感を演出するのも素敵です。
また、披露宴の会場の雰囲気やテーマが決まっている場合は、その世界観に合わせた音楽を選ぶことで、より統一感のある披露宴を演出できます。
🎵おすすめBGM
♪10,000 Hours – Dan + Shay, Justin Bieber
♪Thinking Out Loud – Ed Sheeran
♪One Call Away – Charlie Puth
その他の「迎賓」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/welcome-guest
送賓

🎬シーン説明
披露宴のラストを締めくくるのが 送賓シーン です。
新郎新婦は会場出口付近に立ち、ゲスト一人ひとりに感謝の言葉を伝えながらプチギフトを手渡してお見送りします。
ゲストは笑顔でおふたりに声をかけたり、写真を撮ったりと、和やかな雰囲気に包まれる時間。
披露宴の余韻を感じながら、新郎新婦と直接言葉を交わせる最後のひとときでもあります。
送賓は、披露宴全体をあたたかく締めくくり、ゲストに「来てよかった」と感じてもらえる大切な場面です。
🎶選曲ポイント
送賓はゲスト全員と直接言葉を交わしながらお見送りをする時間です。
1人あたり数秒でも、人数が多ければ10分以上かかることもあるため、複数の楽曲を用意しておくことが基本です。
- 曲数の目安
1曲を4〜5分と考えると、10〜15分の送賓には3〜4曲ほど準備しておくと安心です。 - 雰囲気づくり
迎賓と同じく、明るく楽しい雰囲気の曲を選ぶと、ゲストも笑顔で会場を後にできます。
また、披露宴全体のテーマや季節感に合わせた曲を流すのもおすすめです。 - 曲のつながりを意識する
複数曲をつなげて流す場合、テンポや雰囲気に段差がないように意識すると自然な流れになります。
送賓は披露宴のラストを彩る大切な時間。
ゲストが心地よい気持ちで帰路につけるように、最後までおふたりらしい音楽でおもてなししましょう。
🎵おすすめBGM
♪Just The Way You Are – Bruno Mars
♪HONEY – 大橋トリオ
♪旅路 – 藤井風
その他の「送賓」におすすめのBGMはこちら♪
https://wedding-bgm.jp/scene/send-off-guests
友人スピーチ
🎬シーン説明
披露宴の定番演出のひとつである友人スピーチ。
新郎新婦のご友人が登場し、学生時代や職場での思い出、そしておふたりへの祝福の気持ちをエピソードを交えて語ってくれるシーンです。
ゲストの目線から語られるエピソードは、新郎新婦のお人柄や魅力をより一層引き立て、会場を和やかで温かい雰囲気に包みます。
笑いあり、時には涙ありのスピーチは、その場にいる全員が「おふたりのこれまで」と「これから」を想う時間にもなります。
披露宴の中でも特にアットホームで感動的なシーンのひとつです。
🎵おすすめBGM
おすすめのBGMに関しては、別途詳細をまとめたページをご参考ください。
披露宴のBGMは、おふたりの気持ちをゲストに伝える大切なメッセージです。
シーンごとに選んだ曲が、会場の雰囲気を変えたり、感動を生んだり、笑顔を広げたりしてくれます。
ぜひこの記事をヒントに、「自分たちらしいBGMってなんだろう?」と楽しく想像してみてください。
きっと、おふたりらしい披露宴をつくる大きな力になってくれるはずです。
音楽の力で、ゲストにとっても忘れられない素敵な一日になりますように♪
実際のBGMのコーディネート例も公開しています。シーン別に選曲しても全体としてまとまりがなかったり、トータルバランスを気にされる新郎新婦も多い印象を受けます。どのような基準でプロが選曲しているか、その実例を紹介しているので是非参考にしてみてください!

投稿者プロフィール

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澤近 竜佑 / Ryosuke Sawachika
ウエディングサウンドコーディネーター / ブライダル音響オペレーター / ブライダル専門学校非常勤講師 / 作曲家
明治学院大学文学部芸術学科卒業(音楽学専攻)
音楽活動や作曲活動を経て、2015年より東京、横浜エリアを中心にホテル・ウエディングの音響担当として勤務。
2020年9月、一般社団法人ウエディングミュージックコンサルタンツ協会(wmca)主催
「ウエディングミュージックアドバイザー」の認定資格を取得。
ウエディングサウンドコーディネーターとして、これまで700組以上の披露宴のBGMをコーディネート。
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