「私、自分が思っている以上に音楽知っているかも！？」

私が披露宴のBGMのお打ち合わせを新郎新婦とする際に、おふたりに必ず質問することがあります。それは「日頃、好んで音楽を聴く習慣があるか」です。

もちろん聴く習慣がある人であれば、そこから好きな音楽について具体的なアーティストやジャンルについて聞いたり、どのくらい好きなのかといった好きの度合いについてもヒアリングするので、話が広がったり、その後の提案にも活かすことができます。

では、「あまり音楽を聴かない」と答えた方はどうかというと、本当に音楽に関心がなく聴かないという人もなかにはいるのですが、大半はそうじゃないんと感じています。「あまり聴かない」＝「音楽に関心がない」と簡単に結びつけたり、「あまり聴かない」という言葉を鵜呑みにするのではなく、もう少しヒアリングをしていくと、音楽は日頃聴く習慣はないけど、実は嫌いではなかったり、最近はあまり聴かないだけで、学生時代は聴いていたり、あるいは音楽にあまり詳しくないけど、テレビドラマの主題歌や街中で流れる音楽に関しては知っていたりと様々です。

これまで300組以上の新郎新婦と音楽の打ち合わせをしてきましたが、本当に音楽に関心がないのかなと私が感じたのは、おそらく1割にも満たないと感じています。また、「自分は音楽をあまり聴かないし、よくわからない」と思っている人でも、お客様自身がそのように思っているだけで、実は「自分は意外と音楽知っているのかな」と、打ち合わせの中で音楽の話をしている中で気づく新郎新婦もいらっしゃいます。

そうしたら音楽に対する苦手意識やBGMの打ち合わせに対する後ろめたさみたいなことも軽減でき、１時間の打ち合わせをより楽しく過ごすことができると思っています。

私がBGMの打ち合わせをする際に最も心がけていることは何かというと、１時間の打ち合わせの中で、披露宴の音楽演出を通して新郎新婦のおふたりが披露宴当日を期待を持って、楽しく準備の時を過ごしてもらうことです。

「BGMはメッセージ」でも書きましたが、音楽演出は他のウエディングのアイテムと違って目に見えない特性があり、その効果が抽象的でわかりにくい部分がどうしてもあります。また選曲に関しては、基本的に新郎新婦のおふたりが事前に考えてきたものをベースに打ち合わせをすることが多いので、ただBGMリストを埋めることや曲やタイミングの確認をするだけでは不十分であると私個人的には考えています。

なので、音楽演出が披露宴の中でどのような効果をもたらすのかを言葉で説明したり、あるいは打ち合わせ自体を楽しい雰囲気で過ごしてもらうことで、披露宴当日に対するワクワク感を感じてもらうことが大切であると思っています。

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インスタグラムで『ウエディングサウンドコーディネーターがオススメするMy Favorite Wedding Song』という結婚式でおすすめのBGMを毎週水・金・土に更新しています♪

実際の披露宴で使用された曲やあまり使われないけど凄く良い曲だからオススメしたい曲など、現役のウエディングサウンドコーディネーターがオススメのシーンとともに曲単位で紹介しています。

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ウエディングが

• • 「人」を結ぶ（人との絆、出会い）

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私が働いている結婚式場でも、式場提携の映像制作会社、新郎新婦や友人による手作りでの制作を除く、外注の映像制作会社による制作の中でも、もっとも多くお持込みされる制作会社の1つがこのナナイロウエディングです。

披露宴にプロフィールムービーを取り入れる割合は9割以上！新郎新婦のおふたりでご自作でされる場合も多いですが、結婚式の準備は何かとやることが多く、想定していた以上に映像制作に多くの時間を割けないのもまた事実。また映像制作に慣れていないと、文字切れや音飛び、オーサリング作業（DVDに焼く作業）でエラーが起きたり、修正しなければいけないことも結構多いです。

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