ウエディングミュージック全般
映画『STAND BY ME ドラえもん 2』

映画『STAND BY ME ドラえもん 2』

もう7ヶ月以上も前のことですが、久しぶりに映画館に行って、『STAND BY ME ドラえもん2』を観てきました。本当は観てからすぐブログに書くつもりだったのですが、すっかりタイミングを逃してしまいました。。。でもすごく良い映画だったのと内容が結婚式に関するものだったので、今更ですが書いておきます。

映画『STAND BY ME ドラえもん2』

子どもの頃は、映画館でドラえもんをよく観に行ってましたし、ビデオでも何作品か持っていました。

大人になってから観に行こうと思ったきっかけは、私の大好きな劇伴作曲家の佐藤直紀さんがこの映画の音楽を担当していることを知ったことでした。

佐藤直紀さんは、日本アカデミー賞・最優秀音楽賞を『ALWAYS 三丁目の夕日』、『永遠の0』で受賞、その他にも映画『海猿』、『るろうに剣心』、『本能寺ホテル』、ドラマでは今年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』や『龍馬伝』などの音楽を担当。日本を代表する作曲家です。

ドラえもんの映画を観る前に、事前にサントラを聴いて予習していたので、実際の映画のシーンで音楽が映像作品にどのような効果をもたらすのか、という部分に重点を置いて観ていました。(かなりマニアック笑)

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披露宴の音楽でもそうですが、シーンにあった音楽が流れると、もうそれだけで感動が生まれるものです。音楽にはそんな不思議な力があり、佐藤直紀さんの音楽作品は、メインとなる映像作品を最大限効果的に惹きつけ、それでいて映像の邪魔にならない、絶妙なバランス感のある作品を作り出す素晴らしい作曲家であると思っています。

もちろん映画の中身も良かったです。

前述したように、この映画は結婚がテーマになっているので、ウエディングの仕事をしていることもあり興味深く観ていました。

未来の披露宴は料理の配膳を人ではなく、ロボットがやっておりました。アニメの世界だけではなく、近い将来、現実の世界でもそのようになるのだろうと思っていたら、その数ヶ月後に友人と、ある焼肉屋さんに食事に行った際、ロボットが配膳していたので本当に驚きました!笑

私も以前、数ヶ月だけ披露宴のサービスの仕事を経験しました。音響ではない立ち位置で披露宴を見る機会は、私にとって学び多い素晴らしい経験になりました。

サービスが一番ゲストの近くに行けますし、ゲストの反応というのも一番直に感じることができるポジションであると思っています。だからこそ、人と人とのやりとり、心からのおもてなしが時として感動を生むのであって、それをロボットが機械的にやるのはどうなんだろうかと個人的には思ってしまいました。(とても面白いですけどね)

コロナ禍で、感染対策の観点からもスーパーやコンビニなどでも自動精算機が積極的に導入されています。ですから近い将来は披露宴のサービスにおいても、映画のようにロボットがサービスする時代が来るのかもしれませんね。演出としては面白いですが、個人的にはそうならないでほしいと願っています。

逆に映画を観て、これは実現してほしいと思ったのは、ウエディングケーキをその場で作る演出です。

未来型の進化版3Dプリンターみたいな機械で10秒もかからずにケーキが完成してました!笑。これは演出という意味では現実世界にあったら非常に面白いと思います。

アニメ、フィクションだからといえばそうなのですが、披露宴会場にいるスタッフ、ゲストの皆さんがノーマスクだったのは、観ていてホッとしました笑。アニメの世界までみんなマスクしていたら失望しますね。

とにかく色々考えさせられた映画でした。と、映画の感想はここまでで、本題のオススメの披露宴の音楽をご紹介します。

この映画の主題歌である菅田 将暉の『』も素晴らしいのですが、これは次回以降取り上げます。せっかく佐藤直紀さんを紹介したので、今回の映画のサントラから披露宴でオススメしたい曲を紹介します。

7曲目に収録されている『披露宴』

こちらの曲は乾杯のシーンでオススメです。乾杯のシーンは「乾杯〜!」のご発声と同時に流れる音楽で、それまでのちょっと硬い雰囲気から一気に祝宴ムードへと移ります。ですのでパーティー感があり、どちらかというとアップテンポでパンチのある曲をオススメすることが比較的多いです。

ですがこの曲はオーケストラアレンジでとても温かみがあり、アットホームで和やかな会食がメインの今の披露宴においては、むしろ向いている曲だと思います。また、誰もが知っているメンデルスゾーンの結婚行進曲の旋律が一部使われている点も馴染みやすいポイントだと思います。

19曲目に収録されている『結婚』

こちらの曲はやさしいピアノとそれを包み込むオーケストラが印象的な曲です。静かな曲なので、手紙朗読のシーンに流すと雰囲気にとても合います。

私はこの曲から「やさしさ」「回想」「未来」「希望」といったキーワードが連想されます。ご両親へのこれまでの感謝とこれからの新郎新婦おふたりの未来への決意を、この曲をバックに流しながら、ご新婦がしたためたお手紙を読んでみてはいかがでしょうか。

 

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そういう意味でもリーズナブルな価格でプロクオリティーの映像が作れるので、是非検討してみてください。


投稿者プロフィール

澤近竜佑
澤近竜佑
Ryosuke Sawachika
ウエディングサウンドコーディネーター / ブライダル専門学校講師 / 作曲家
明治学院大学文学部芸術学科卒業(音楽学専攻)
音楽活動や作曲活動を経て、2015年より東京、横浜エリアを中心にホテル・ウエディングの音響担当として勤務。
2020年9月、一般社団法人ウエディングミュージックコンサルタンツ協会(wmca)主催
「ウエディングミュージックアドバイザー」の認定資格を取得。
披露宴のサウンド・コーディネーターとして活動中。
2023年より、3-yui名義で結婚式のためのオリジナル著作権フリー楽曲販売サイト「3-yui sound」を運営。

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