
BGMはメッセージ
結婚式のBGMは大切なゲストへのおふたりからの“メッセージ”
はじめまして!
ウエディングミュージックアドバイザーの澤近竜佑(さわちか りょうすけ)です。
結婚式の音楽。特に「披露宴のBGMってどうやって選べばいいの?」ってお困りの新郎新婦のために、ウエディングミュージックアドバイザーとして何かお力になれることはないかと考え、当ブログを立ち上げました。
ウエディングの音楽を選曲する上でのポイントや、定番曲から最新のトレンド曲、そしてこんな曲も面白い!?といった他とはちょっと違う選曲をしたいって方向けの選曲などプロ目線で紹介していきます。
わたしの選曲のコンセプトは、よくネットなどで見受けられる「シーン別のオススメ曲」のようなただ各シーンにあてはめるだけの選曲をするのではなく、
願わくば、おふたりの結婚式のテーマやゲストの皆さんに伝えたい想いを届ける「ツール」として音楽が機能すること、そんなお手伝いができることを念頭においています。
もちろん想定されるオススメのシーンも一緒に紹介していきますが、曲の動画リンクと、ちょっとしたコメントだけを添えた紹介になることなく、
「1記事1曲ペース」で
・なぜその曲をオススメするのか
・その曲が与える音楽的な効果
・曲の歌詞や背景
など
ちょっと深掘りして、おふたりの結婚式のテーマにマッチした音楽かどうか判断基準になれるような内容にしたいと思っています。
BGMとは「background music」の略で、背景としての音楽を指しますが、私が常々心掛けていることは、
BGM= 「background Message」であり、
それは、おふたりが大切なゲストに伝えたい“メッセージ”を音楽の力を使って届けることです。
まず第一におふたりの想いがあって、披露宴の音楽を決めるというのは、その想いをどの曲を選べば効果的に届けることができるかと考えることが大切であると思っています。
そういった理由から、案にシーンごとのオススメ曲や定番曲を紹介するものではない内容にしたいと思っています。
わたしってこんな人

さてここで簡単に自己紹介させていただきます。
東京生まれ東京育ちの30代(男)(東京駅マニアです笑)
趣味は野球観戦(中学生の時は野球部でした)
好物はうどん、紅茶とアップルパイ(富士屋ホテルさんのアップルパイはNo.1)
幼少期よりクラシックピアノを習ってました(好きな作曲家はクロード・ドビュッシー)
明治学院文学部芸術学科(音楽学専攻)卒業(卒論のテーマはラヴェルの弦楽四重奏)
ここからはウエディングに関して
これまでに東京、横浜エリアで音響会社勤務にて、ホテルウエディング業務に携わってきました。
私の主な仕事は、新郎新婦のおふたりと打ち合わせをして、披露宴のBGMや映像、照明に関する演出をコーディネートすることです。
作曲、編曲家としての仕事の経験もあるので、東京のホテルで働いていた頃は、披露宴のオープニングを飾るライティングショーの音楽の作曲も担当しました。
元々、バンケットの音響現場の仕事を希望していましたが、紆余曲折あり、2019年の6月から、今の婚礼演出の打ち合わせをメインの仕事にしています。
2020年からのコロナ禍の影響により仕事が激減したのを機に、一般社団法人ウエディングミュージックコンサルタンツ協会(wmca)さんを知り、9月には、「ウエディングミュージックアドバイザー」の認定資格を取得しました。
コロナ禍の影響もあり、例年に比べ現場に行く機会も減ってしまったなかではありますが、少しでも結婚式のBGM選曲のお手伝いができないかと考え当ブログをはじめました。
次回から早速紹介していきますので、是非ご覧ください!
投稿者プロフィール

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Ryosuke Sawachika
ウエディングサウンドコーディネーター / ブライダル専門学校講師 / 作曲家
明治学院大学文学部芸術学科卒業(音楽学専攻)
音楽活動や作曲活動を経て、東京、横浜エリアを中心にホテル・ウエディングの音響担当として勤務。
2020年9月、一般社団法人ウエディングミュージックコンサルタンツ協会(wmca)主催
「ウエディングミュージックアドバイザー」の認定資格を取得。
披露宴のサウンド・コーディネーターとして活動中。
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