
挙式の実施曜日は土曜日が多い
曲名 | Saturday In The Park |
アーティスト名 | Chicago |
オススメのシーン | 迎賓 |
ゼクシィ(リクルート)の結婚トレンド調査2019によると挙式の実施曜日で一番多いのが「土曜日」首都圏においては、49.3%が土曜日に実施、次いで多いのが、日曜日で32%という結果でした。
首都圏以外の都道府県においてもだいたい50%が土曜日、日曜日が30%前後という結果で、これはここ5年ほど同水準の数値になっています。
平日休みよりも土日休みの人の方が多いこと、次の日がお休みの土曜日の方がおふたりやゲストにとって負担にならないといった点が多くの人に選ばれる理由なのではないでしょうか。
さて、なぜ結婚式のBGMの話なのに、いきなり挙式の実施曜日の話なんだ!?それは、おふたりが選んだ「日取り」
ここにもおふたりから参列されるゲストの方への想いがあると考えるからです。
たとえば、前述した通り土曜日におふたりが挙式を実施する理由が、参列されるゲストへの負担をなくしたいという配慮、であるならば、それはゲストへの“おもてなし”という意味において一つのメッセージが含まれています。
であるならば、そのメッセージもさりげなく音楽で伝えてみてはいかがでしょうか?
そこで本日紹介するのは
Chicagoの「Saturday In The Park」
もう50年近くも前にリリースされた曲ですが、日本でも度々CMのタイアップで使用されたことがあるので、一度は耳にしたことがある曲なのではないでしょうか。
アメリカのロック・バンド、シカゴの曲で、Saturday In The Parkの歌詞の内容は7月4日のアメリカの独立記念日のことが歌われています。
Saturday in the Park
I think it was the Fourth of July
ですが、歌詞の内容としてはお祝いする内容なので、おふたりにとっての晴れの舞台を祝福する曲としてもオススメです!
People reaching, people touching
A real celebration
曲の雰囲気も平和で明るく、ピアノのイントロを聴くだけで、なんかワクワクするような期待感を感じます。
これからはじまる披露宴への期待感を演出する意味でも迎賓がオススメです!
幅広い世代のゲストにお越しいただくことが多いのが披露宴ですから、若者だけでなく、親御さん世代でも知っている曲を何曲か選曲するときっと喜ばれることでしょう!
投稿者プロフィール

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Ryosuke Sawachika
ウエディングサウンドコーディネーター / ブライダル専門学校講師 / 作曲家
明治学院大学文学部芸術学科卒業(音楽学専攻)
音楽活動や作曲活動を経て、東京、横浜エリアを中心にホテル・ウエディングの音響担当として勤務。
2020年9月、一般社団法人ウエディングミュージックコンサルタンツ協会(wmca)主催
「ウエディングミュージックアドバイザー」の認定資格を取得。
披露宴のサウンド・コーディネーターとして活動中。
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