2025年 今年印象に残った結婚式のBGM ベスト5
2025年も残すところ2週間。今年も色々なことがありましたが、250組以上の新郎新婦様の結婚式にBGMの打ち合わせや音響オペレーターとして立ち会うことができたことは、本当にありがたく思っています。
感動を届ける仕事ではありますが、感動をもらうことができること、「ありがとうございます」と心からの感謝の言葉を頂けるのもこの仕事が大好きでやり甲斐を感じる部分だと感じています。
今年は当サイト「結婚式BGMの情報サイト WEDDING BGM」にとっても大きな飛躍を遂げた1年でした。昨年から、それまでのブログ中心のサイトから結婚式のための楽曲データベースとしての機能を追加し、地道に楽曲を追加し続けた結果、アクセス数は昨年より4倍増え、結婚式のBGM情報ツールとして、多くの新郎新婦様のお役に立てていると実感しています。
登録楽曲数は個人で運営していることもあり、大手サイトに比べるとまだまだ少ないですが、曲やおすすめシーン、ポイントを紹介するだけではなく、基本的な楽曲情報がまとまっていて、その上で実際のBGMコーディネート例や披露宴全体のBGMを選曲するためのアドバイスや音楽著作権のことまでまとまっているサイトは多分ここだけだと思っています。そういった部分を強みとしてこれからも皆様の選曲のお役に立てるような情報を発信していきたいと思います。
冒頭にも書きました通り、今年も多くの披露宴に立ち会うことができ、たくさんの音楽と触れ合う機会がありました。当然初めて聴く曲に出会ったり、同じ曲でも使うシーンやタイミングが違うだけで印象が変わってくるという再認識をしたり、たくさんのインプットをしてきました。その中で、2025年は個人的にこの曲が印象に残ったというBGMを紹介していきます。単純な使用回数といった統計ではなく、使用頻度や今年リリースされた曲に限らず、あくまで私個人が印象に残ったBGMを紹介していきます。というのも、単純な人気曲のランキングだと、定番曲がどうしてもランキング上位を占めてしまい、面白くないと思ったからです。人気曲ランキングを知りたい方は他のサイトやSNSで調べてみてください。
今回紹介する曲は、以下の基準で選定しています。
- 私個人がBGMの打ち合わせや音響オペレーターとして立ち会った御両家のBGMから選定
- 今年1年間で、一定数の使用頻度があった曲(使用頻度が少ない曲は除外)
- リリース年は問わず(今年リリースの楽曲に限らず)あくまで印象に残った曲
- 当サイトの楽曲データベースに登録されている曲
それでは早速紹介していきます!
目次
5位 ブラザービート – Snow Man
国民的アイドルグループとしての地位を確立しつつあるSnow Man。デビュー5周年記念でリリースされた『THE BEST 2020 – 2025』が2025年4月7日にサブスク解禁されたのは、日本の音楽業界において大きな影響を与えたと思っています。そんなSnow Manの楽曲の中で1番人気で盛り上がったのが「ブラザービート」
曲のタイトルや内容的にも、ご兄弟との中座シーンでよく使われた印象があります。またドレス当てクイズなどの場の雰囲気を楽しく盛り上げたいシーンでもよく使われました。
4位 しわあわせ – Vaundy
日頃からJ-POPをよく聴くという新郎新婦に、好きなアーティストは?と聞くと、だいたい返ってくるのがVaundy。「怪獣の花唄」は2025年に流行った曲ランキングでも上位にランクインするくらい人気の曲で、披露宴でもよく使われた印象です。今回紹介する「しわあわせ」は披露宴の結びのシーンにおすすめで、ドラマティックな曲の展開がエンドロールのBGMや退場シーンをグッと締めてくれます。
3位 Cheers – Mrs. GREEN APPLE
やっぱりミセスは今年も大人気でした。昨年リリースされた「ライラック」は多くのチャートで1位に輝いた楽曲で、披露宴での使用もありました。リリースは2019年ですが、今年は「Cheers」を乾杯シーンでよく流しました。乾杯と言えば「Cheers」という印象が残った1年でしたので、紹介したいと思います。乾杯のご唱和でサビから流すことが多いですが、1番の”生ぬるいジュース”より”冷え冷えのジュース”の方が個人的にはおすすめです!
2位 コイスルオトメ – SUPER BEAVER
昨年リリースされた『いきものがかり meets』という12のアーティストによるいきものがかりの新解釈コラボレーションアルバムに収録されている中で、SUPER BEAVERの「コイスルオトメ」は正直本家を超えてしまったと思うほどの素晴らしいアレンジ。女性目線の歌詞を男性がストレートに歌っているのがグッときます。エンドロールのBGMにイチオシです!
1位 Soranji – Mrs. GREEN APPLE
エンドロールのBGMといえば「Soranji」という印象が強く残った1年でした。ISUMのエンドロールBGMランキングでも年間通して上位にランクインされていましたし、ドラマチックな楽曲の展開と5分超えの尺がエンドロールの物語との親和性が高く、そういった部分が人気の理由かなと思っています。それまで「僕のこと」がミセスの楽曲の中ではエンドロールのBGMで人気でしたが、一気に塗り替えた印象です。
以上が私が個人的に今年1年で印象に残った結婚式のBGMでした。みなさんが気になっている曲はランクインされていたでしょうか。今後も新譜から定番曲まで楽曲データベースを随時更新していきます。またBGMコーディネート例を来年はもっと増やしていきたいと思っていますので、より参考になる結婚式BGMの情報サイトになるようにしていけたらと思っています!
披露宴のBGM選曲で悩んだら是非当サイトの「BGM選曲のための楽曲データベース」をご活用ください!披露宴のシーンやアーティスト名からBGMを検索。結婚式のBGMを選曲する上でヒントになる情報を掲載しています♪
また、これまで600組以上の新郎新婦の披露宴のBGMをコーディネートした現役のブライダル音響スタッフが結婚式のBGMの選曲に関するアドバイスもブログで紹介しているので、是非ご覧ください!
実際のBGMのコーディネート例も公開しています。シーン別に選曲しても全体としてまとまりがなかったり、トータルバランスを気にされる新郎新婦も多い印象を受けます。どのような基準でプロが選曲しているか、その実例を紹介しているので是非参考にしてみてください!

投稿者プロフィール

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澤近 竜佑 / Ryosuke Sawachika
ウエディングサウンドコーディネーター / ブライダル音響オペレーター / ブライダル専門学校非常勤講師 / 作曲家
明治学院大学文学部芸術学科卒業(音楽学専攻)
音楽活動や作曲活動を経て、2015年より東京、横浜エリアを中心にホテル・ウエディングの音響担当として勤務。
2020年9月、一般社団法人ウエディングミュージックコンサルタンツ協会(wmca)主催
「ウエディングミュージックアドバイザー」の認定資格を取得。
ウエディングサウンドコーディネーターとして、これまで700組以上の披露宴のBGMをコーディネート。
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